北朝鮮が核保有にこだわる理由vs核保有を認めるわけにはいかない理由

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9月3日、北朝鮮が通算6回目となる核実験を行いましたね。
多くの国から避難されても、それでもなお核保有にこだわる北朝鮮!
そんなに核保有にこだわるのはそれなりに理由がありそうです。

理由は一つではないでしょうが、なんといっても一番の理由は、
「核兵器を保有してアメリカの脅威になることこそ、北朝鮮(金体制)を守る唯一の方法だ!」
と信じているからではないかと思うのです。

一方、日本やアメリカは北朝鮮の核保有は絶対に認めるわけにはいきません。
日本とアメリカの核保有を認めるわけにはいかない理由は、全く同じではないですが、北朝鮮の核保有を認めることは「核拡散」に繋がる恐れがあるという理由は同じです。

このガチンコなそれぞれの理由は、平行線をたどるだけで解決するものとは到底思えないですね。

「北朝鮮が核保有にこだわる理由vs核保有を認めるわけにはいかない理由」
それぞれの理由を詳しく考えてみたいと思います。

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北朝鮮が核保有にこだわる理由はこれだ!

多くの国から非難されても非難されても、核開発を一向にやめようとしない。
北朝鮮の核保有に対するこだわりはスゴイですね。

核兵器を開発しようとするからアメリカとの対立がなくならないのに・・・。
いつアメリカの堪忍袋の緒が切れるか?なんて心配もしなくちゃいけなくなるのに・・・

こんな状態じゃあ、金正恩委員長、きっと眠れない日ばかりじゃないかな―、
と要らぬ心配もしてしまいます。

私のように気が弱い人間からすると、そんな北朝鮮のこだわりは不思議に見えて仕方がないのですが。

北朝鮮にとって核保有するということは、眠れない日が続くことよりも大切なことなんですね。

それとも逆に、眠れない日を終わらせたいからこそ、核兵器を早く保有したいのでしょうか?
つまり・・・・「アメリカが怖い!」「アメリカが攻撃しないようにしたい!」

私たち日本人はついつい忘れがちですが、1950年に始まった朝鮮戦争はまだ終わっていないのです。
1953年にとりあえず休戦状態つまり「とりあえず、攻撃しあうのはいったんお休みとしましょう!」となっているだけなんです。
名目上はまだ戦時中なんですね。

北朝鮮とアメリカの敵国同士という関係は今も変わっていないのです。

平和条約が結ばれていないので、いつまた戦争がはじまるかわからないのですね。

北朝鮮にとってアメリカは敵国なんです。
私たち日本人から見たアメリカと北朝鮮から見たアメリカは全然違うようです。
「アメリカはステキなお友達」by日本人
「アメリカはうそつきで乱暴者」by北朝鮮
簡単にいうとこんな感じでしょうか?

だから、日本人の私たちには北朝鮮の気持ちがわかりにくいのかもしれません。
北朝鮮が「アメリカはうそつきで暴力者」と思ってしまう気持ちもわからないわけではありません。
不当な理由でイラク戦争を始め、フセイン大統領亡き者に導いたアメリカ
=うそつきで乱暴者
アメリカの主導により不当な理由で亡き者となったリビア・カダフィ大佐
=うそつきで乱暴者
などなど。
これらのことを見て、北朝鮮が「正義者のふりをしたアメリカほどひどい国はない」
と思ってしまっても仕方がない面もあるかもしれません。

特に金正恩委員長は小さい時から、これらのことを教育されていたとすると、
「アメリカはとんでもなく信用できない国」と思い込んでしまっても仕方がないのかもしれません。

念のためことわっておきますが、私は北朝鮮に同情的な考えをしているように見えるかもしれませんが、北朝鮮は日本人を拉致している国です。
このことに関しては北朝鮮は何も言い訳はできないはずで、許しがたい犯罪を犯している、そう思っています。
そして、アメリカは好きです。
勘違いしないようにことわっておきますね。

話は戻りますが、そんな信用できないうそつきで乱暴者のアメリカとまだ戦争中で平和条約が結ばれていないというのは、やはり怖いと思うでしょう。

アメリカは世界の超軍事大国で、そのアメリカは北朝鮮を「悪の枢軸国」の指定をしていましたしね。

アメリカが多くの戦争を仕掛けてきたことを小さい時から教育されてきた金正恩委員長の心情を、できるだけ人間・金正恩委員長の気持ちになって想像してみるとこんな感じかもしれません。

「眠れない日が続くのはアメリカのせいだ」
「アメリカがいつ攻撃してくるかわからなくて、怖くて眠れないじゃないか」
「本当は、アメリカともう戦争は終わりだという約束を取り交わしたい」
「つまり、平和条約だ」
「戦争はもう終わりにして、お互いに攻めることはしないという約束、平和条約を交わしたい」
「しかし、口約束や紙切れの約束は信用できない」
「なんといっても、アメリカは信用できない国だ。平気で正義者のふりをしてうそをつくからな」
「そんなアメリカと平和条約を結ぶには、まず我々が強くならなくてはいけない」
「強くなってアメリカの脅威となれば、アメリカも攻めにくくなる」
「アメリカにとっても脅威となってこそ、安心して平和条約も結べる」
「とはいってもアメリカの脅威になるには国力が違いすぎる」
「人口も資金も違い過ぎて普通の軍隊でとてもアメリカの脅威にはなれない」
「アメリカの脅威になる方法は、核兵器を保有するしかない」
「そして、核を載せてアメリカまで届くミサイルの保有だ」
「核ミサイルが完成すれば、アメリカの脅威となる」
「そうすれば、やっと平和条約も結べるんだ」
「オレも安心してゆっくりと眠れるようになるんだ」
「だから必要だ!絶対に核兵器とアメリカにとどくミサイルが必要だ!」

といったところでしょうか?

他にも理由は考えられます。

  • 核保有国となり、世界の大国として発言力を高める
  • 核兵器の技術を売る

といったことです。

核保有を絶対に認めるわけにはいかない理由~アメリカの場合

北朝鮮の核保有にこだわる気持ちは想像できました。
それでもやはり核保有を認めるわけにはいきません。
アメリカと日本では若干その理由も違うと思いますが、ここではアメリカに絞って考えてみたいと思います。

アメリカが北朝鮮の核保有を認めるわけにいかない理由は

  • アメリカの脅威になることは絶対に許さん
  • 「核保有を認める=アメリカの敗北」となり警察力が地に落ちる
  • 核兵器の拡散の恐れが増える

それぞれを見ていきますね。

アメリカの脅威になることは絶対に許されない

アメリカはいろいろなところで戦争をしてきた国ですが、真珠湾以来、アメリカ本土が戦場になったことはありません。
いろいろなところで戦争をしてきたアメリカですが、本土が危険になることは絶対にイヤなのです。

今のところアメリカにとっての軍事的な脅威は、ロシアと中国だけです。
戦争になった時、万が一にもアメリカの本土が危険になるような戦争に発展する可能性があるのは、いまのところロシアと中国だけなんですね。

そしてロシアと中国とは何かと小さなもめごとはありますが、一応戦争しないで済んでいます。
でも、そこに北朝鮮という新たな脅威ができるとしたら・・・。
それは、絶対にイヤなんですね。
地理的にも有利な位置にあるアメリカは圧倒的な軍事力で発言力を維持したいと思っていると思います。

「核保有を認める=アメリカの敗北」となり警察力が地に落ちる

北朝鮮の核兵器の保有を認めるということは、アメリカの敗北ということになりますよね。

良くも悪くも、今の世界は圧倒的なアメリカの軍事力が警察の役割になっている面があるんです。
その警察が、ごり押しに敗北したとなると警察の力が地に落ちることになりかねません。

アメリカは「世界の警察はやめた」と言ってますが、その警察的な力を放棄しているわけではないのですね。
そして、悪いことにその警察が必ずしも公正ではない。
だからそれを思わしく思っていない国や組織があるし、それがテロの原因にもなっている面もあります。
アメリカの警察力が地に落ちるとどうなるか?

  • アメリカの発言力が落ちる
  • アメリカの警察力を見くびって紛争が増える可能性がある

それを防ぎたいというのが理由の一つ。

核兵器の拡散の恐れが増える

北朝鮮の核保有を認めると、その技術が他の国にも伝わって核兵器の保有国とどんどん増える可能性が出てきます。

核兵器をたくさんの国が保有している世界は、あまりにも危険な世の中です。
核兵器が世界に拡散すると、世界から核兵器の脅威をなくすことは全く不可能になります。

アメリカとしても、近隣諸国が核保有国となると脅威になるので、それはやはりイヤですよね。
北朝鮮の核保有を認めてし、たがが外れないようにしなくてはいけないんですね。

まとめ

絶対に核兵器を保有しなければならないと考える北朝鮮と絶対に核保有を認めるわけにはいかないアメリカ。
その理由のぶつかり合いは、ガチンコすぎます!
よく「対話」ってことも言われますが、対話の着地点が見えませんよね。

核保有させてはいけないのは、アメリカだけだはなくもちろん日本もです。
いや、むしろ日本の方が北朝鮮の核保有は困ります。
絶対に絶対に核保有を認めるわけにはいきません。

3日の核実験で、北朝鮮の核兵器のグレードが上がっているのは間違いと思われるようになりました。

今のうちになんとかしないと・・・・
でもどうやって・・・・
八方ふさがりに感じるのはわたしだけでしょうか?

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rintarou
ステキな世の中は、いろいろな価値観を尊重しあうところにあると思っています。
テレビや新聞とは、ちょっと違う視点から情報をお届けして、いろいろな価値観に触れらるように心掛けます。
私の情報は本当に些細なものですが、「エッ、そうなの?」とか「それは違うでしょ!」とか感じていただけば幸いです。

コメント

  1. らいるい より:

    はじめまして。まだまだ勉強不足な者ですが教えてください。
    インドやパキスタンは、北朝鮮の核実験の報道に対してどう思っていると思われますか。
    また、何かコメントなどは出ているのでしょうか。
    素朴な疑問なのですが。
    よろしくおねがいします。

    • rintarou rintarou より:

      らいるいさん、コメントありがとうございます。

      5つの核保有国以外の核保有国であるインドとパキスタンがどう思っているか?という視点、凄いですね。
      「核の脅威から自国を守るために核を保有する」という考えを持っている両国ですから、北朝鮮の思いも「わかるなあ」ってところかもしれません。
      距離的に遠いので、冷静に見ているでしょうね。
      インドは中国と対立していますから、中国をも挑発するような北朝鮮の核実験を「やるなあ」と思っているかもしれません。
      両国のコメントは見つけられませんでした。
      何か、情報を見つけましたら発信させたいただきます。
      ありがとうございます。